第3話
松江〜出雲路


 足早に高松を後にし、倉敷をぶらついてから特急で島根県松江市へ。ここでようやく長い1日が終わったのでした。ふぅ・・・

【3日目:松江・出雲路】

翌日、松江・出雲観光に出かけた。その晩の夜行で出発するまでの約13時間の滞在を有効に使おうとプランを練りに練り、このエリアのJR以外の主なバス・私鉄が使 える「パーフェクトキップ」を観光案内所で購入し、出かけた・・・とここまでは良かった。
が、このキップの日付が違うものを渡されてしまい再発行をしてもらおうと翻弄するあまり当初の予定が大きく狂ってしまったのでありました。とほほ・・・(涙)

それでも松江市内はバスの車内から観光し、出雲大社に参拝し、玉造温泉に入る事もできハプニングがありながらも充実した1日となり、回った中でもオススメのモノ・ 場所を書き連ねてみました。

◆出雲大社
伊勢神宮と比べるとこじんまりとした印象ですが、行かれた事のない方、機会があったら是非一度行ってみましょう!

◆出雲そば(3色割り子そば)
出雲に行ったらぜひ食べてみましょう!小さ目の個別の3つ器に盛られている各そばの上に玉子、とろろ、割り子の3種類がのっているものをざるそばの要領でつけて食べるのですが、このツユがしっかり味のついた甘さで癖になるお味です。

◆旧JR大社駅
出雲大社から少し離れた場所にありますが、大正時代にできた木造の駅が当時の面影そのままに残されて古き良き時代の駅を彷彿とさせます。一部中にも入れてホームに 出る事も可。昔の駅員さんの制服きた人形が数体券売所等にいますが、この人形のあまりのチープ さに思わず笑みがこぼれます。でも人が誰もいない中、あの人形に囲まれると恐いものが ・・・

◆玉造温泉
温泉街にある公共温泉浴場「ゆ〜ゆ」は入浴料600円(サウナ別途料金200円・ バスタオル付)で大浴場に露天風呂、打たせ湯もあるというお安さ。サウナには普通のものとミストの 2種類あってこの別途料金だったら文句無!
昔ながらの温泉街に『突如出現した幾何学的なコンクリート造りの現代建築』という面持ちのハード面と湯処ならではのソフト面とが混沌としているアンバランスさが面白い所です。(後で知ったのですが建築家の高松伸氏の設計との事)
湯処だけでなく食事処・居酒屋も有るので近くの旅館に泊まって夕飯後散歩がてらに1杯・・・なんていうもの良いカモ(笑)
館内の構造もと案内図が分かりづらいので初めての人はちょっと戸惑うかもしれません・・・(^^;;;

他に気になったスポットとして松江の八雲記念館前にある地ビール館、出雲大社近くにある
島根ワイナリー、西出雲にある地ビールレストランとこのエリアには気になる酒処が結構ありました。試食してなかったのが悔やまれます(笑)

その後、これまた物凄く揺れる夜行に乗って大阪を経由し、大阪の街に後ろ髪引かれつつ泣く泣く帰京したのでありました。

−長い旅行記になってしまいましたが、読んで下さった皆様ありがとうござ いました(^^)−


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