先日、東京近辺での最近注目の観光スポットお台場「ビーナスフォート」と、ディズニーランド（以下TDL）に隣接してできた「イクスピアリ」に"お登りさん"しに出かけてきました。
この２つ、平たく言えば小洒落たショピングセンター。が、街中によくあるショッピングセンターと違うのはセンター内の装飾が凝っているという事でしょうか。

【お台場：ビーナスフォート】

ここは１Fはさて置き２・3Fのフロアがイタリアの中世の街並みの雰囲気を品良く再現して、特に全体の天井に描かれてる空の絵のすばらしさは必見！この天井少しずつ朝・昼・夕方と変化するのを繰り返しているのですが、ちゃちさ（安ぽさ）がない！！
ネットで検索してみたら「１８世紀ヨーロッパの街並みを模した内装、１時間で朝、昼、夕に変わっていく空（天井）、最大幅１１ｍのゆったりした通路など外観とはほど遠い非日常的な空間を演出。」と書いてありました。
ファッション・装飾関係に関心がある人なら1日居ても見飽きない場所らしい（同行友人談より）ユニクロ、通販で十分さ！という庶民派にとっては見るものすべてが新鮮で、久しくそういうお洒落をしていない自分を省みて深―く考えさせられたのでありました（苦笑）
あと、コスメ系も充実！やはりここのコンセプト"女性のためのテーマパーク"どこかで聞いた話では"３０代の女性でも楽しめる空間"という２つの要素が納得できる空間です。
食事・喫茶系は想像以上に充実していて内部のイメージを壊さずどの店も洒落てます。（2・3Fは）たまの贅沢にとフレンチと和食の創作料理のお店に入ったのですが、ここのフォアグラ寿司が美味しかったのなんのって！生まれて初めて食べたフォアグラに感動した私。しかし、財布が痛かった・・・（涙）
丁度バーゲン中だったので私はすっかり友人のかばん持ち状態となりながらも見てるだけでも飽きずに楽した場所でした。
さて、先程から"2・3F"と1Fを区別する書き方をしているので「はて？」と思われた方もおいでになる事でしょう。
なぜ、こうも区別するかというと１Fはどこの郊外にでもありそうなディスカウントストアーの巨大版といった面持ちだから。ペットショップ、スポーツグズ、おもちゃ（？）の大きめな店舗が数店とスーパーの中によくあるようなリーズナブルな休憩所兼喫茶場所でワンフロアーできていて、2・3Fの"オ・ト・ナ"なイメージとは大違い。
ここにあるペットショップには有料でペットと触れ合えるコーナーがあると聞き立ち寄ってみましたが、あまりの混雑ぶりにすぐさま撤退！あれじゃペットもストレス溜まるだろうなぁ・・・。
お台場のメイン観光スポット、フジテレビの社屋からも徒歩数分なのでお台場に出かけたら是非とも立ち寄って非日常な一瞬を味わってみて下さい。

【舞浜：イクスピアリ】

お隣TDL独特のセンスをそのまま引き継ぎ、同行の友人と協議の結果「スプラッシュマウンテン＋カリブの海賊＋（今は無き）松竹シネマワールドをベースにしたショッピングセンターの豪華版」という統一見解になりました。
この中には映画館も入っているのですが友人曰く「アメリカの映画館をそのまま持ってきたってカンジ」と言ってましたが私米国、本土には上陸した事がなく、アメリカの映画館がどんなものであるかを知らないのでそれをどう判断して良いか悩む所です。
「イクス・・・の表現、何やそれ？よー分からん！」・・・ごもっともな意見です。が、誰しもあの場所に行ったら（シネマワールドを知る人は少ないので除外しても）スプラシュ＋カリブは誰しもがイメージする空間のハズ。
TDLで見た夢心地を引きずって金銭感覚がマヒした状態でTDLにはなかった装飾品から衣類・洒落た生活雑貨等々のお買い物三昧してしまう・・・そんな場所のような気がします。
別に無きゃ無いで困らないんだけどぉ、つい海外に出かけたついでにショッピングセンターでぇついついお買い物しちゃった♪（自分にないキャラクター風に表現してみました。気色悪〜！）に近いノリを感じたのは私だけか？実際ここはそういうノリを欲しているハズ！
でも、生活圏にある人にとってはそう何度も行こうとは思わない場所かもしれない。夏祭りの屋台といった非日常だからこそ、なとなく購入してしまえるような買い物の楽しさがある空間。それがイクスピアリの持つカラーのような気がします。
でも、この中本当に分かりにくい！
入り口でガイドマップを貰って見てても「？」、いざ歩いてても「？」実はここは巨大迷路？と勘ぐりたくなる位分かりにくい造りです。単にお店巡りをする分には何とかガイドマップは役立てど、ここを抜けて「ディズニーアンバサダーホテル」に行こうだなんて思ってはいけない。すんなり辿りつける人はそうそういないハズだから。
ついでだからこのホテルも探索しようと迷いに迷って辿りついたホテルには茶をしばくようなスペースはあれど席数があまりなく、お盆休み中だというのもあってかロビーのラウンジには人が溢れかえっていて落ちつけるようなカンジはなく、化粧室すら見当たらなかった。実際ロビーはゆとりある空間とは思えず。見る限り本当に"泊まる"だけにしか考えていないみたいで、それ以外の利用は（宴会場もありましたが）やんわりとお断り！という雰囲気で、ちょっと期待ハズレ。実際に泊まって見るとまた違う見方ができるんでしょうが(^^;;;
イクスピアリからホテルに抜ける通路から見える中庭風な空間は一瞬日本を忘れさせてくれるような造りになってるのでこれはちょっと必見！
はやりTDL帰りの方が多いので、夕方は物凄く混むみたいです。どのお店も1:00まで営業しているみたいなので、混雑が収まった頃（仕事帰り位の時間）だとゆっくりお店巡りできるかもしれません。

と、私なりの探索レポートでした。

今回の教訓：美は1日にしてならず(by:叶姉妹or美輪明宏)
　・・・これ本当に叶姉妹が言ってたか保証いたしかねますが、美輪さんは確か何かでそう発言されていたハズ。ビーナスフォートでお買い物を楽しめる何かって日々培っていくものなのねぇ（ため息）