職場最速の男G4見参?


会社で、いろいろな業務に携わるプログラムを1つ2つ書いて、それが現実に稼働している。会社全体で、僕をプログラマーと認めているわけではない。というか、職場内で作業が便利なように、譲り受けたパソコンなどで僕が作ったフリーソフトが動いているだけなのである。もともと、「パソコンに詳しい」という僕のデータは、僕の周りの人にはかなり前から植え付けられていたのだが、それを機に、「Windowsが専門分野だ」と勝手にデータがすり替わり、挙げ句の果てに、「困ったときはこいつに聞け」とただの便利屋さんとなってしまった。

最近、本当に僕のまわりでパソコンを買う人が増えている。パソコンを買うならどの機種がいいですか?などという質問は、耳にタコができるぐらいに聞いた。最初のうちは、「Windowsが搭載されているパソコンと、いわゆるMacと呼ばれているMacintoshのどちらかを選択することになります」と丁寧に話をしていたのだが、このごろ本当に面倒くさくなって、「Windows」マシンを勧めるようになった。そして、「ざまぁみろ」と思うのだ(笑)

知る人ぞ知る、いや、ほとんどの人が知っていると思うが、Windowsってすぐにおかしくなるのである。これは、昔、Macでよく言われたのだが、いわゆる「爆弾」マークが出る!というやつである。今のMacOSでは本当に少なくなったと思う。それにひきかえWindowsは、バージョンアップするたびに動作がおかしくなるという、本当にユーザーを馬鹿にしているとしか思えないお粗末さだ。ちゃんと動いていても、普通の人でもある程度の回数を行う、アプリケーションの追加と削除、アプリじゃなくてもファイルの読み書きだけで、だんだんシステムが不安定になってくる。最初は強制終了だけだったのだが、断末魔とともに電源すら落ちなくなるという事態にまで発展したことが何回もある。もちろん僕は、この原因はよくわかっている。説明すると長くなるので、近い将来書こうとは思うが、ここではさらりと流しておく。使う人が便利なように、いろいろな設定をしなくても、アプリケーション側で必要な作業を判断し、自動で内部処理を行ったり、他のプログラムへデータを受け渡したりする機能をどんどん拡張したため、はっきりいってMicrosoftのプログラマーの方々も訳が分からなくなっているんではなかろうか。アルバイトでこのプログラミング作業を行っていると聞いたことがある。それはそれで納得、どうりでバグだらけのシステムが出来るはずである。

会社はWindowsを使用している。この度新しいネットワークシステムも導入され、OA端末も新しくなった。やはり、サーバーをのぞくとWindowsNTである。これを聞いただけでも背筋が凍る(爆笑)。ただいま試験運用をしているが、簡単な処理で3度ほどすでにフリーズしている。怖いもの見たさのおえらいさん方がたくさんいるようだ(^^;

で、Windowsでプログラミングするなんて、自分でも考えられなかったのだが、一応それなりの知識はあったので、期日までにソフトウェアを開発することは出来た。これが数年前の話である。それまでは、明らかに68000系統を好むということから、僕はMac党だった。いや、今ももちろん、Macが一番触っていてしっくりくる、生活に溶け込んでいるパソコンといえよう。会社でプログラム作成の依頼が来なければ、おそらく無理にWindowsの勉強をすることはなかったし、Windowsマシンを何台も買うことにはならなかっただろう(笑)。Windowsマシンには数十万円をつぎ込んだが、なぜか大好きなMacにはあまりお金をかけなかった。友人から安く譲ってもらったり、お店での掘り出し物を見つけてはそれを増設したりして、古いMacを大事に大事に使ってきた。しかし、初代PoweMacも、使用環境にも依るが、古い68KMacとあまり大差ないスピードだったり、68KMacにしてもMacOS8.1で対応が打ち切られるなど、使っているのにも限界を感じてきてしまった。でもそれでも、今までプライベートではWindowsに取って代わることなく、ずっとMacは自宅で動いてきたのである。

やっとここで題名にある「G4」が登場する(笑)。そう、年賀状の作成に睡眠時間を削ってプリンターの前で用紙を入れ替える僕からおさらばできるのかは不明だが、世界?最速のコンピューターPowerMacintoshG4を購入してしまったのだ。今まで使ってきたパソコンに暇をやるわけではない、メールのやり取りをするなどの、コミュニケーション専用と専任化をはかる(うちは会社か(^^;)。実はまだこのマシン、家には届いていない。届いてから、どんなに素晴らしいマシンかをじっくりと書かせてもらうが、明らかに自慢話以外の何物でもない。パソコン自体を誉めるのは、僕はあまりしないのだが、あえてMacは素晴らしいマシンだと書かせてもらう。世の中の、特に企業のWindows贔屓のせいで、パソコンユーザーはだまされ続けているのだということ。時代が進むにつれ、昔のパソコンユーザーが持っていた、ものを作り上げるというパワーが失われたこと。パソコンはただの道具ではない。Windowsが悪の根元だと僕は言いきりたい。

もうすっかり、自分でも書いていて訳が分からなくなってきたが(笑)、ここでまとめると、MacとWindowsの両方を僕は使っているが、あきらかにMacの方が使いやすく、直感的でわかりやすいということ。Windowsは会社で使用されているパソコンということで、仕方なく触っているということ。全国の、Macの方が素晴らしいパソコンだとわかっていながら、周りを取り巻く状況から仕方なくWindowsを使用している方、本当にご愁傷様。


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